お彼岸が過ぎてもうそろそろジャガイモを植えないとねとは思ってみたものの、雨や雪が降って畑に入ることができませんでした。男爵の箱を開けたら芽が出始まっているし、キタアカリやメークインにいたってはもやしを育てているのかぐらいに伸びています。
そんな中、ついに今日4月2日、ジャガイモを植えました。
毎年会長がいろんな品種を作ってみたりするのですが、掘って分別するのが面倒くさくなったのか、今年は「男爵」一択です。畝の長さもピッタリだったようで追加もありませんでした。
種を半分に切ってソフトシリカをまぶし畑に持っていきます。昔はアクをまぶしたそうですが、今やアクが出るような生活様式ではないので、切って天日に干して乾かす人が多いのではないでしょうか?
作物を作るとなるとまずは石灰と肥料を畑にまいて耕す方も多いと思いますが、ジャガイモは弱酸性を好む作物でpHが6.0を超すとそうか病になりやすくなります。もうそうか病が発生しているという方は土壌殺菌の薬がありますのでご相談ください。全面土壌混和となりますのでお早めにどうぞ。
畑はオオイヌノフグリの花が咲き、冬を越した玉ねぎとニンニクが順調な育ちを見せていました。
今年は春先の水不足が3月の雨や雪で解消されたので、玉が小さくなることはなさそうです。一発肥料を使った方は別ですが、元肥のみの方は追肥時期となりますので忘れずに行ってください。
これからしばらくは平年より気温が高いとのことで植物の成長も早まりそうです。暖かいということは虫の出現も早まりますので、定植時の防除を心がけ早め早めの対応をお願いします。