明日から9月だというのに猛暑日の続く福島です。
局地的ですがたまに降るゲリラ豪雨のため干ばつは免れていますが、川の水の量を見てみると増えてはおらず、本来なら暑さ対策として水のかけ流しをしたいところですが、それもできないでいます。
写真は先日撮ったコシヒカリですが、かつてない早さで穂が曲がり始めており、このままいくとお彼岸には刈り始めないといけない感じです。
心配なのは籾の充実度で、今年は夜間が高温のため光合成で得た栄養をなかなかためることができず大きくなれないでいます。これで葉が黄色くなり始めるとくず米ばかりができることになりかねません。
今年は福島も平均気温が高い上に、猛暑日が昨年の11日から今年は8月25日までで28日と大幅に増えており、以前ブログにも書きましたが高温障害が出ていてもおかしくない状況です。
稲刈りして籾ずりして玄米にならないとわからない今年の出来に不安を隠せません。
よく今年の作柄を見るために作況指数を参考にされるところも多いと思いますが、正直データのみから出すものとの現場の感覚にはかなりの差があると見ています。
テレビでも耐暑性の米の品種の開発を放送していましたが、品種、農法を含めた農業のありかたを考える時期にきていると思いました。
年々、数が減ってきているスズメですが、どこから集まったのか大集合しています。
固くなる前の籾を好むのですがその時期を過ぎたので、あとはおこぼれを狙ってます?
稲刈りが始まったらどんな状況かまたブログに書こうと思います。