バタバタと野菜苗の販売や配達をしているうちに、ゴールデンウィークも終盤になりました。
ゴールデンウィーク前半は天気があまり良くなく、ここは降りませんでしたが、平地で1~2㎝雪が積もったところがありました。今まで霜注意報が出たことはありましたが雪が降った記憶はなく、先日の夏日がウソのように感じました。
ここから見える吾妻山もまた雪化粧をしいったん開通した磐梯吾妻スカイラインは通行止めになりました。
(写真は4月30日の吾妻山)
4月11日に種まきをやったあと、なかなか生産者さんとお話しする機会がありませんでしたが、苗や田んぼの様子は記録していきました。
種蒔きから約2週間たった姿がこちら。
きれいに芽が出揃いました。
さらに1週間たつと、さらに緑が濃くなりました。
今年は寒暖差が激しく、何名か生産者さんの苗を見させていただいたのですが、2葉めの時期が暖かだったのか
徒長とまではいきませんが長くなっていました。
一番左の苗は3葉目が出始まっています。2葉目が長めなのがわかるでしょうか?
稲は1葉半で自分の根から吸収を始め、2葉半で種もみの栄養はなくなってスカスカになり触るとつぶれます。
この時期に急激な暑さなどがくると対応ができなくなって葉が針のように丸まることがあります。
当店ではそれを避けるためにケイ酸が豊富なソフトシリカを培土に混ぜたり、リフレッシュをかけたりすることをお薦めしています。
田んぼも着々と準備が進められていました。
畔塗り機は田んぼの左官屋さんですね。
今は代かきが終わって、上代かき、田植えを待つ田んぼが多くなりました。
この時期にしか見られない景色がこちら。
風のない日、田んぼは水鏡となって周りの景色を映し出します。
昼には野山と青空を、夕方には鮮やかなグラデーションの夕焼けを、夜には月や駅の明かりを。
カエルの大合唱と共に、記憶に残る大好きな風景、残していきたい故郷の原風景です。