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こがねもちの刈り取りが始まりました。

 

一面黄金色となった田んぼ。奥に見えるのは、頭は隠れていますが安達太良山です。

今日で彼岸も終わり、本格的に稲刈りの準備が始まりました。

米袋の配達も終わり、生産者さんは自分の名前を米袋に記します。当店のライスセンター開きは10月2日に決まりました。その前に1件刈ってほしいと依頼のあった田んぼを9月29日に刈ります。

 

雨の合間をぬって、もちの王様といわれる「こがねもち」の稲刈りも始まっています。

いつも秋のお祭りに間に合うのかハラハラしながらいるのですが、放射能検査(現在は抽出検査になっています)と等級検査が終われば出荷が可能になります。順調にいけば二本松市の提灯祭りに間に合うはずだったのですが、残念ながらコロナの感染拡大のためお祭りは2年連続で中止されることになりました。例大祭については、10月2日に神事のみを行うそうです。当店のある松川町内でも提灯祭りの中止が決まりましたが、山車を新しくしたこともあり地区の中だけを感染対策をとったうえで引き回すことになりました。夜になると育成会の子供たちがお囃子の練習をする音が聞こえてきます。

来年こそはすべての山車が揃ってお囃子の競演ができるといいですね。

 

 

田んぼに行ってみると、段取りの早い大竹さんはすでに角刈りをやっていました。コンバインの入り口や刈りにくい角はこうやって先に手作業で刈ってしまいます。刈った稲は杭に重ねておきます。隣の田はモチだったので稲刈りを終えていました。

 

 

先に進んで、岩井さんの特別栽培の田んぼにやってきました。

くぼんで色が違うところがあるのがわかるでしょうか?ここは肥料がこぼれて過多になったところだったのですが、色も濃く背丈も高くて倒伏するのではないかと心配していました。ソフトシリカを多めにふってはいたのですが、斜めになってしまいました。色もおかしいので先日岩井さんにお会いしたので聞いてみたところ、その部分だけ枝梗イモチになっているそうです。

その部分だけなので、コンバインが入る前にそこだけ刈り取ってしまう予定でいます。

 

台風の進路も気になりますが、来週からは天気がよければノンストップで稲刈り開始です。

遅れて等級検査も始まりますので、今年の米の出来具合や食味をお知らせしていこうと思います。

お楽しみにお待ちください。