「天高く馬肥ゆる秋」と言いますが、今日はまさにそんな日でした。
台風も去って朝から雲一つない空。高く青く澄み渡る空が広がっていました。
夕方になって田んぼの見回りに出かけました。
ここからだと太陽は夏は吾妻山に落ち、冬は安達太良山の南に落ちる夕日を見ることができます。まもなく秋分の日の今日は安達太良連峰の何山なんだろう?ここに落ちます。
もう少し早い時間に田んぼに着いたのですが、大竹さんとしゃべっていたら日が暮れ始まってきました。
現在田んぼと稲の状況を見ながらいつから稲刈りを始めるか話しているのですが、やはり8月、9月の低温と日照不足で実入りが今一つで10月になってからになるのではないかと思っています。
大竹さんとの話でも稲刈りと収量の話になりました。
先行している他県の稲刈り情報によると、今年の品質は今一つと言われています。もちろんいい所もありますが、天候の影響を受けた所はパッとしない感じです。籾ずりして袋詰めまでいかないとわからないのが常なので変わる可能性はありますが。
大竹さんも今年のモミは小さいような気がするとおっしゃっていたので、農家さんの感覚と差はなさそうです。
岩井さんの田んぼにやってきました。
水口近くの稲は倒れかかっている所もあります。止め葉も黄色くなってきたので稲刈り時期が近くなっていることを教えてくれるのですが、はてさてどうするか。
稲刈りが始まって、コンバインが田んぼを次々と渡り歩き、ここまで到達するのはひと月あまり後です。
スズメは一足早く味見をしたようですが、今年の食味はどうなのかも気になります。
先日令和3年産の米の概算金が出ましたが、あまりの低さに衝撃が走りました。ならばせめて豊作であってほしい。みっちり実が入ることを願うばかりです。
私の気持ちをうつしているのか、実りの秋なのに稲がうなだれているように見えるのは気のせいでしょうか?