7月21日、岩井さんは有機栽培の田んぼに追肥しました。
前日にSPADで測ったら値が35から40といい線をいっていたのでふることにしたようです。
現在稲は12葉めを展開中。節間も決まったので追肥をしても倒れる心配はありません。そして、モミの数も決まり、これから稲が体内の栄養状態に合った穂にすべくどんどんモミの数を減らしていきます。
この時期の穂肥はモミの退化を防ぐために必要で、稲の一生の中でこの時期ほど低温や風、水不足など収量に敏感に影響する時期はありません。
この時期の稲を割いてみると稲穂の赤ちゃんができているのがわかります。この穂が大きく成長して出穂するまであと約2週間、大きな災害もなく伸びていきますように。
そして、毎年この時期に行われるのがAFAS認証センターによる有機認証の監査!です。
今年は8月1日、2日と行われるため、それに向けての内部監査が昨日,今日と2日間に分けて実施されました。
肥料や種の購入記録、栽培日誌、管理台帳を基に実際の田んぼをみて回ります。
肥料の保管場所など作業場も見回りますし、そろえる書類も多いのできちんとなっているか緊張します。
この様子は次回にでも報告できればと思います。