昨日、集荷をしてるトラックから「田んぼに白鳥らしい鳥がいるよ」と連絡が入りました。
ここ数年、地球温暖化のせいなのか今までこの辺には生息していなかったシラサギが現れるようになり、
今では十数羽になっていたことからシラサギの見間違いだろうと思っていました。
しかし、見かけたと言われた田んぼに行くと、、、いました!!白鳥です。
白鳥の初飛来です。
まだ10月でモンシロチョウも飛ぶほど暖かい日があるので「まさか⁈」と思ったのですが、
シベリアは寒かったのかな?
長旅お疲れさまでした。
このあといつも羽を休めている水原川に行ってみたら、カモもいました。
ところで、この白鳥たち実はグルメです。
話には聞いていたのですが、必ず最初に有機栽培の田んぼにやってきて落ち穂をついばみます。
当店では環境保全型農業を推進しているのですが、先日農研機構が行った広域調査で
有機栽培や特別栽培などの田んぼでは慣行栽培の田んぼより生物の種、個体数が多いことがわかりました。
野生の感というよりは、生態系が豊かなところに集まるんですね。
この環境を守ることが白鳥の、ひいては私たちの未来を守ることにつながるのではないかと思いました。
今日も様子を見に行ってきたのですが、この水原川
先日の台風で土手が削られ、中洲は流され、白鳥たちが休めるところがなくなってしまいました。
新たな休むところが見つかればいいのですが、、、
来春の旅立ちまでゆっくりしていってほしいと思います。