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光合成とは何ぞや?

 

長かった梅雨も終わり、やっと暑くなると思ったらまさかの猛暑続き。40℃超えた所もありました。

 

これでは去年の二の舞か・・・くず米が増えるなあと心配していたら

 

あれ!?台風がいったと思ったら今度は秋雨前線ですか?

 

まだ8月だというのに朝晩肌寒く感じるのは、今まで暑すぎたせいでしょうか?

 

いえいえ、9月になったらまた一段と涼しくなったような、、、

 

 

 

「朝晩涼しくなったから、今年の米はうまいんじゃないですかね?」

 

問屋さんがきておっしゃっていましたが、「そうだといいなあ」

 

心配の種はこの『日照不足』です。

 

植物はその体内で光のエネルギーを用いて水と空気中の二酸化炭素から炭水化物を合成します。

 

これが「光合成」といわれるものです。

 

今年のキュウリは高かったイメージがありますが、あれも日照不足によって育ちが悪かったため。

 

いくら肥料があっても光合成が行わなければ作物は大きくなれません。

 

              光合成:二酸化炭素+水➡炭水化物+水+酸素

                            ↓

チッソ代謝:硝酸態窒素➡アンモニア態窒素➡アミノ基➡アミノ酸➡タンパク

 

光合成によってできた炭水化物の量に見合ったタンパクが作られるわけです。

 

植物の体内ではこのような反応が行われているなんて驚きですよね。

 

米も例外ではなく、今年の穂の曲がり方は非常にゆっくりです。

 

いずれ実は入るでしょうが、稲刈りが予定通りいくのか気がかりです。