6月22日、岩井さんの有機栽培の圃場に行ってきました。
岩井さんはお手製の道具で除草されていました。
話を聞くと、除草がうまくいった田といかなかった田があるとのこと。
この時点で葉令は8.2
「深水にできた所のヒエは問題なかったんだけどね~ホタルイとか生えてきてる」
深水というと寒い時にやるもんだと思っている方が多いようですが、さにあらず。
太茎がどんどん分けつし開帳型の稲にするには深水にできるかどうかにかかっています。
「あと二週間くらいで水を落としていくからね。その時の稲を見てみな。いいぞ~」
水がピタピタくらいになったところでシリカ21(ソフトシリカ粒状)をふると稲が硬くしまるのがわかります。
茎が太く葉先がピンと立ち根元まで光が入るのが理想の形。
体内に十分なでんぷんを蓄積し、含有ミネラル分によって良質で美味しい米ができます。
ここからが収量が上がるかどうか、大事な時期に入ります。
今年は梅雨が長引くとの予想もありますが、稲の状態を見極めながら追肥等をやっていければと思います。
稲と対話するように作業を進める岩井さん、勉強になったひと時でした。