先週あたりから苗を育苗器から出してハウス等に移す作業が続いています。
その際、育苗箱の床土表面にカビが生えたという相談が増えています。
そもそも育苗施設内は高温多湿で発病しやすい条件なのですが
・種子消毒をちゃんとした
・昨年使った育苗資材も十分な消毒を行った にもかかわらず発生しているのです。
他の原因としては、厚播きをしたなどが考えられますが 今年の多発の原因は適正な水管理ができなかった(乾燥した)こと、
外気温の乱高下に適正な温度管理ができずストレスがかかったことで発病が促進されたのではないかと推測しています。
殺菌剤を使えば治りますが、これからの方はぜひ上記の点に注意をしながら見守っていただきたいと思います。